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将来を見据えた投資はリスクヘッジが重要

インフレ政策によって将来もらえる年金では生活できなくなる恐れがあります。現在のお金は将来のお金より価値が低いので資産運用してインフレに適用する資金力や安定収入を確保できる環境を作りましょう。

セミリタイア老後資金作り

老後の資金作りのために

私がソーシャルレンディングに惚れ込んだ理由のひとつが老後の資金作りです。
ソーシャルレンディング以前にやっていた株やFXの時は”億り人”を目指して達成したら脱サラで専業投資家になる夢も持っていました。

今はハイリスク投資の厳しさを知って、完全なリタイアをするつもりはなく、副業で手堅く稼ぐ現在のスタイルを気に入っています。
一方、子供が独立したらセミリタイアをするのも悪くないと憧れています。
投資を始める人や会社員に不満を持っている人は、様々な理想や夢を持っているものです。
老後の資金作りは貯金だけでは不十分です。
専業投資家でなくても脱サラや独立したい人は不労所得のように毎月収入を得られるソーシャルレンディングで生活を安定させる基盤づくりをしてみてはいかがでしょうか。

インフレで対処する年金対策

将来不安な年金

将来貰える年金が減ることを懸念している人もいますが、私は支給される年金の額面は減らないと予想しています。
もし、年金を減額すれば国民から不満の声が出て内閣支持率は大きく低下するでしょう。
そこで国策として取り組んでいるのがインフレを起こすことです。安倍政権が発足してから、すでにインフレは始まっていて生活にも影響を与えています。

インフレによって物価が高かると、GDPが上昇して税収が上がります。
一見、国民にもメリットがあるように感じますが、インフレで生活水準が高くなったのに年金の支給額が据え置きなら実質の減額と同じです。
つまり、インフレによって税収に対しての年金支払い率を下げることが国の考える年金対策です。
年金を払い続けて予定される金額を受け取っても、将来安定して生活できる保証はありません。

貯金で資産を増やすのも同じことです。お金の価値は現在と将来で変動する可能性が高いので、貯金を寝かせるのではなく、資産運用で増やしていくことが理想的な老後の資金作りです。
インフレのペースは緩やかに進んでいくので、ソーシャルレンディングの運用額を少しずつ増やしていけば年金で不足する老後の生活費を補えます。

遅くても60歳でセミリタイアする

孫を抱きかかえる中高年男性

私の現在勤めている会社の定年は60歳で、希望すれば再雇用を結んで65歳までは働ける環境を用意しています。
年金受給年齢が65歳になったことで、定年を65歳まで引き上げるように国が呼びかけていますが、厚労省が行なった「平成29年就労条件総合調査 結果の概況」によると定年制がある企業の79.3%が定年を60歳に設定したままです。
将来定年を引き上げてくれる可能性もありますが、過度な期待をしてはいけません。

私の会社は60歳の定年後に再雇用を結んだ人は「やることは同じなのに給料が下がった」と不満を口にしています。
他で再就職しても60歳だといい仕事がないことから、仕方なく条件の下がる再雇用を受け入れている形です。
私は、そこまでして会社のために貢献して人生を捧げたいとは思っていません。
60歳になったら定年退職して、退職金で住宅ローンを精算。あとはソーシャルレンディングで得ている月10万円の分配金に加えて、好きなことで緩く働こうと思っています。

車好きなのでバスやトラックの運転手、一度は飲食店の経営をしてみたいなど、やりたいことの理想は色々ありますが、安定して会社員の給料と同じ水準を維持できるものはありません。
ソーシャルレンディングで月に10万円前後の収入を確保して、プラス10~15万円ほどの収入を目指すセミリタイアなら選択肢も広がると思っています。
希望は60歳での定年退職ですが、子育てが終わった年齢で会社が早期退職を募ったら応じてもいいと思っています。
ソーシャルレンディングで副収入を得ることは老後や人生の保険になります。
早い段階で始めて少しずつ運用資金を増やしていくことで、脱サラ・セミリタイア・引退など理想の形に少しずつ近づいていきます。

ソーシャルレンディングだけでリタイアは難しい

月々の生活費によって変わりますが、平均利回り7%の場合、1,500万円の運用で月に10万5千円。3,000万円なら21万円です。
私はソーシャルレンディングを始める前にあった貯金と、ボーナスを積極的に追加投資したことで運用資金を1,500万円まで増やしましたが、会社員の平均的所得では、給料から3,000万円の貯金を殖やすのは困難です。

長期運用による複利効果をフル活用しても難しい水準です。
月30万円を目標にすると4,500万円弱必要になるので、さらにハードルが上がります。
私はソーシャルレンディングを始めた際に目標をリタイアからセミリタイアに下方修正しました。

理想を言えば資産数億円になって株の配当だけの生活や、収入がなくても一生食べていけるだけの資産を築くことですが、リスクの少なさを考えるとソーシャルレンディングでセミリタイアを目指す方が現実的です。
資産運用に失敗すると、老後の資金もなくなってフルタイムで働き続けないといけません。
老後の不安や給料への不満、脱サラ願望を持って資産運用するなら、ソーシャルレンディングをお奨めします。
1万円の運用資金を増やしても月々に受け取る分配金は小銭程度ですが、塵も積もれば山になります。