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元本割れとリターン予想を公開

元本割れを起こしたファンドも多いですが、低利回り案件も含めて分散投資すれば堅実に利益を出せます。運用期間が長いので外貨建てファンドは運用資産のごく一部に留めるようにしてください。

海外事業専門のクラウドクレジットは意外に手堅い!?

クラウドクレジットのスクリーンショット画像
商標名
CROWD CREDIT(クラウドクレジット)
運営会社
クラウドクレジット株式会社
会社設立
2013年1月
サービス開始
2014年6月
資本金
20億8,454万円
累計応募額
332億円以上(2020年12月現在)
会員数
4.6万人以上
平均利回り
2.5~13.0%
主要案件
海外事業
最低単価
1万円~

ファンドごとでリスクの違いが大きい

クラウドクレジットは海外事業専門のソーシャルレンディング会社です。
幅広い国のファンドを扱い、ペルー、エストニア、メキシコに子会社を持っています。
円建て(原則為替ヘッジ有り)と外貨建てのファンドを扱い、案件ごとでリスクが大きく異なってきます。
海外事業を扱う特性から、全体的に元本割れと返済遅延の発生率は高いです。

クリーンでオープンな運営

クラウドクレジットは元本割れの起こったファンドの件数や、現在運用中のリターン予想を随時公開しています。
リスクは高いものの、オープンな運営を行っているので過去の傾向から分析を容易にできます。
何も考えずに高利回りのファンドに全力投資するのは危険です。

クラウドクレジットはファンドの選定や利回りの設定をするノウハウに長けています。
低利回りの案件を交えて、特定のファンドに投資するのではなく幅広い案件に分散投資すれば堅実な運用が可能になります。

クラウドクレジットは定期的に「お客様全体の損益分布図」を公開しています。
2018年9月末現在は、全体の約3%のユーザーが元本割れを起こしているものの、全体では平均利回り6.4%の利益を出しています。
クラウドクレジットはファンドが豊富で常時複数の種類のファンドを扱っているので、自分のタイミングで複数のファンドへ分散投資できます。

運営会社の信頼性が抜群

海外事業はファンドの選定が難しいので、初心者にはオススメできないカテゴリーです。
しかし、クラウドクレジットに関しては運営会社の信頼性が高く、ファンドごとに専門家が厳正な審査をしているので、利回りに相応したリスクだと評価できます。

クラウドクレジットの海外ネットワークは多くの企業が一目置いています。
創業以来、多くの企業、金融機関、ベンチャーキャピタルから出資を受けていて、提携企業も多数持っています。
特に伊藤忠商事は海外に展開する日本を代表する商社です。ほかにも大きな看板を持つ大企業が相次いで投資しているのはクラウドクレジットのノウハウを本物だと認めている証拠です。

ファンドごとにリスクヘッジをしっかりしていて、各ファンドの運用状況も逐次報告しています。
ファンドの信頼性が高いので、ファンドの利回りだけを見て投資判断をしても問題ありません。
過去に元本割れを起こしたファンドの大半は利回り10%前後の共通点を持っています。

クラウドクレジットの主な出資企業

伊藤忠商事株式会社、 SBI銀行、 丸井グループ、 フェムトグロースキャピタル有限責任事業組合、 有限責任事業組合フェムト・スタートアップ、 マネックスベンチャーズ株式会社、 株式会社GCIキャピタル、 第一生命保険株式会社、 三菱UFJキャピタル株式会社、 LINE Ventures株式会社、 YJキャピタル株式会社、 ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社、 グローバル・ブレイン株式会社、 SBIインベストメント株式会社、 西武信用金庫、 GCIキャピタル

2020年8月23日追記

2020年に入ってから続々と提携先を広げています。直近の提携関連ニュースをご覧ください。

SBI銀行と業務提携、SBIとの提携強化ファンドを続々とリリース
仮想通貨取引所「ビットフライヤー」と提携、ビットコインプレゼントキャンペーンを実施
証券会社を含めた丸井グループと提携
Captis社の子会社が貸付先になる米国セキュリティベンチャー事業者ファンドの取り扱いを開始

パートナー関係

電通


手数料は原則初回支払い

クラウドクレジットの多くは、初回運用時に出資金の2~4%の手数料を支払うルールになっています。(一部で手数料無料案件あり)
募集時に提示している利回りは手数料を差し引く前の数字です。
予定通りに分配金が支払われた場合、手数料は年利1~2%相当の計算になります。
ファンド毎に手数料の記載をしているので、実質利回りを踏まえて検討してください。
他社では手数料を差し引いた利回りを提示している所が多いので、店頭利回りより表示利回りが低くなると損した気持ちになりますが、手数料として徴収される割合や金額をオープンにしている点を評価できます。

管理人の総評海外ファンドには夢がある

クラウドクレジットの運用期間は短いファンドで1年前後。長いファンドは3年以上のものがあります。
平均運用期間が長いので、外貨建ては為替差損のリスクを伴います。
満期償還されるタイミングで強制的に日本円へ換金されるので、リーマンショックやギリシャ危機クラスの為替変動があれば、軒並みマイナスになってしまう可能性があります。
外貨建てへ全力投資するのはハイリスクですが、他社の運用資金を含めて全体のごく一部を高利回りの外貨建てファンドに運用するのは夢があります。
クラウドクレジットは元本割れの件数は多いですが、ファンドごとにリスクヘッジしているので損失は投資金の一部に限定されています。(過去の運用実績より)
運用資産の数%程度であれば、リスクの高いファンドへ投資をすることで夢を感じられます。
円建て(為替ヘッジ有り)のファンド中心に分散投資すれば手堅く5~6%以上の利回りが期待できるので初心者の方にもオススメできるソーシャルレンディング会社です。

クラウドクレジット公式サイトはこちら