ページ上へ

3%以下の利回りでも即完売になる理由

ソーシャルレンディングのプラットフォームを活用したサービスは、不祥事を起こしたmaneoファミリーの影響で悪いイメージが強いですが、CRE Fundingはmaneo系と根本的な仕組みが違います。

東証一部上場企業による
時代に合った投資

CRE Fundingのスクリーンショット画像
商標名
CRE Funding
運営会社
FUEL株式会社(案件提供は東証一部上場の株式会社CRE)
会社設立
2016年10月
サービス開始
2020年2月
資本金
非公開
累計応募額
5億円以上
会員数
非公開
平均利回り
2.5~3.0%
主要案件
物流不動産(物流倉庫の賃貸)
最低単価
1万円~
CRE Funding公式サイトはこちら

CRE FundingはFUEL株式会社が運営、CREグループが案件紹介する新しいソーシャルレンディングサービスです。
FUELは2016年にソーシャルレンディングのプラットフォーム「FUELオンラインファンド」を運営する目的で創業。3年の準備期間を経て、第1弾のサービスとして始まったのがCRE Fundingです。
利回りは低いですが、他社のソーシャルレンディングに比べて保証がしっかりしていて堅実性が高いです。
運用期間は9~12ヶ月。まだ始まったばかりのサービスですが早期償還になる可能性が低くなるのではないかと期待しています。

maneoとの違い

ソーシャルレンディングのプラットフォームを活用したソーシャルレンディングと言えばmaneoが有名です。
maneoはプラットフォームを活用する会社が相次ぐ不祥事を起こして問題になりましたが、CRE Fundingはmaneoファミリーと呼ばれる事業者よりも信頼性が高いです。
maneo系プラットフォームを活用する事業者と比較したCRE Fundingの特徴は次の通りです。

プラットフォーム利用事業者に運営を任せるのではなく、FUELが運営・ファンド(案件)の審査を行っている
案件を提供するのは東証一部上場のCREグループのみ
FUELは投資用不動産を提供する東証一部上場企業のエー・ディー・ワークスと提携している
ソニーフィナンシャルベンチャーズやグローバル・ブレイン、CREグループがFUELに出資している
ファンドは全てCREによるマスターリースと保証が付いている
分配金は基本的に3ヶ月に1回の支払い

簡単にまとめると、大企業から事業の将来性を認められたフィンテック系ベンチャー企業が運営し、貸付先は東証一部上場企業の株式会社CRE。
保証付きの契約になるため、CREが破綻、経営難に陥ることがない限り、元本割れを起こすことがない仕組みです。

ちなみにmaneoファミリーでも上場企業が運営するLCレンディングは遅延・元本割れ0件の運営を続けた実績を持っています。
LCレンディングで資金調達していたLCホールディングスはジャスダック上場企業ですので、CRE Fundingの方が貸付先の事業規模が大きくて信頼性が高いです。
保証が手厚い分だけ利回りがmaneo系をはじめ、他社のソーシャルレンディングより低いことがネガティブポイントになります。

ファンドの内容

ファンドの事業内容は主にCREグループが運営する物流不動産(物流倉庫)の賃貸です。
昨今はネット通販の拡大によって物流倉庫の需要が拡大しています。
ファンドで調達した資金で物流不動産を取得し、株式会社CREが借主になって利用する事業者へ又貸しをする賃料保証型マスターリース契約を採用しています。

別途、CREによる保証も付くので2重保全になる仕組み。
借り手がすぐに見つからなくてもCREが分配金と元本償還を保証してくれるルールです。

景気に左右されない業種で、急成長を遂げている分野になるため2020年2月の開始以来、月に1~2件のペースで数千万円単位のファンド募集を行い、全て即完売しています。
貸し倒れ・遅延の起こる可能性が限りなく低いため、手堅い運用を求めている方や分散投資を目的に投資する個人投資家が多いです。

2020年は緊急事態宣言による営業自粛要請を経て新しい生活様式へ変更された影響もあり、他社のソーシャルレンディングでは新規ファンドの募集が減少しました。
CRE Fundingはリリースしたタイミングが社会情勢にマッチしたことが追い風になり、サービス開始当初から人気を集めています。

なお、マスターリース契約を活用した不動産投資ファンドを手がけるソーシャルレンディング業者は、CRE Fundingの他にクリアルがあります。

不動産に強い経営陣

FUELはドイツ証券投資銀行で不動産系を担当していたキャリアを持つ社長(細澤 聡希氏)をはじめ、不動産投資の分野でキャリアを積んできた経歴を持つ役員が多数在籍する経営陣です。
さらに、東証一部上場企業のエー・ディー・ワークスと提携しているため、不動産投資のスペシャリスト集団だと評価できます。

CREのマスターリースになるだけでも信頼性が非常に高いですが、FUELも適正なファンドの審査を行っているため、不適切運営でトラブルに発展する可能性は限りなく低いでしょう。
FUELオンラインファンドは今後3年で同プラットフォームを採用する企業を10社集める目標を掲げていますが、おそらく不動産関連に特化したサービスが中心になるでしょう。

管理人の総評低利回りでも投資価値アリ!

平均利回りを見れば分かる通り、限りなくリスクの低い運用を強みにしています。
利回りに見合った堅実性があり、ファンドの詳細をチェックすると業界でも数少ないマスターリース契約など想像以上に信頼できる内容でした。

管理人は平均利回り6~7%前後を目標にした運用スタイルですので、まとまった資金での応募はしていませんが寝かせる資金があって他に良い投資先がなければ、積極的にCRE Fundingを活用しようと思っています。
2018年頃からソーシャルレンディング事業者の不祥事が増えているため、CRE Fundingのような手堅い運用先をポートフォリオに入れる需要が高まっています。
低利回りでも即完売になってしまうのは、それだけ時代のニーズに合っている証拠です。
手堅い投資を目的にしている方は、CRE Fundingへ全力投資しても問題ありません。4%以上の利回りで運用したい方もリスク分散を目的に活用する価値があるでしょう。

CRE Funding公式サイトはこちら