

通勤中にスマホでできる投資法
会社員副業に最適なソーシャルレンディング

FXや仮想通貨で失敗した…
昇給は期待できず、何らかの副収入が欲しい。
最近"ソーシャルレンディング"という言葉を耳にし、詳しく知りたい!
当サイトはそんな方に向け、ソーシャルレンディングの基礎・具体的な取り組み方・投資戦略までを初心者でも理解できるよう”わかりやすく”まとめています!
- ソーシャルレンディングとは?
-
ソーシャルレンディングとは、貸し手である個人投資家(レンダー)と借り手の企業(ボロワー)を仲介する仕組みであり、事業者は「貸金業」「第2種金融商品取引業」の登録が必要。少額から投資でき利回りも良いが、デフォルト(貸し倒れ)リスクもある。
堅実性・安定収入がウリ

2000年代初頭にオンライン株式取引が普及し始め、2000年代中盤にはFXブームが起こりました。
個人投資家が株式やFXで数億円の富を手に入れた話をネットやテレビを通じて聞いたことがある人も多いでしょう。
ここ1-2年の新たな投資商材としては仮想通貨が脚光を浴び、成功者は”億り人”などと呼ばれ、一攫千金を狙う投資法が注目されました。
しかし、一部の成功者がメディアでもてはやされる一方で、多くの副業トレーダーが大損しているのが実情なのです。
ハイリスクな旧来投資手法
事実、私は2000年代前半から投資を始め株とFXで累計500万円以上損をしています。
仮想通貨の投資経験はありませんが、BITコインなどに手を出した投資仲間は揃って2018年以降の暴落で巨額の損失を被っています。
株・FX・仮想通貨は一発逆転的な夢はありまが、プラス収支を維持することは極めて難しいのです。
ローリスク・ミドルリターン思考
私は2007年のリーマンショック、2011年の東日本大震災およびギリシャ危機など欧州不安で大きな損失を出して、株・FX等の裁量取引から退場しました。
2011年以降は一攫千金ではなく”安定収入”に重きを置き、ソーシャルレンディングを主軸とし、毎月10万円の安定した副収入を得ています。
ソーシャルレンディングは短期かつ爆発的に資産を増やすことはできませんが、手堅く月単位で定期収入を得ることができます。

私は新卒で中堅商社に入社し、勤続20年以上の40代会社員。役職は課長で年収500万円程度です。
既に出世街道に乗った同期や後輩とは異なり、今後も大きな昇給は期待できません。
中間管理職の板挟みで毎日残業や面倒な仕事の押し付け、責任追及をされています。「自分の人生はこれでいいのか!」と不安を感じて投資を始めた経緯があります。
私も当初は数億円の利益を目指す投資に憧れました。
ミリオン(投資の世界で資産1億円)を目標にして、仕事を辞めて専業投資家になる夢を描いていた時期もあります。
しかし、実際に損失を出して機関投資家による団体戦、株の仕手筋による操作、経済情勢による大暴落・急騰リスク…を目の当たりにして個人投資家の限界を実感しました。一時的な利益は出せても、それを数十年に渡って続ける難しさを痛感しました。
同時に理不尽な環境であっても安定した収入を確保して働くことの大切さもわかり、堅実に月10万円の副収入を得る投資法を目指し、打開策を探している中でソーシャルレンディングを知りました。
徹底的に勉強して堅実投資に切り替えてからは順調に運用できるようになり、当初目標にしていた毎月10万円の副収入を達成しました。
さらに、もともと趣味でやっていたホームページ制作が功を奏して当サイトを立ち上げて運営しています。
運営目的は私と同じように昇給の希望が無い社畜達への道標となったら…という気持ち半分と、残り半分はソーシャルレンディングの素晴らしさを伝えたいという私の自己満足です。
他投資手法との比較
※表は⇒方向にスライドできます。
ソーシャル レンディング |
株 |
FX |
仮想通貨 |
不動産投資 |
投資信託 |
先物取引 |
定期積立貯金 |
投資期間 | 取引時間 | 配当有無 | 配当期間 | 利回り | 損失リスク | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
数ヶ月〜 3年程度 |
随時 | 配当有り | 原則毎月 | 5%〜 10%以上 |
中 | 分散投資でリスク回避 1万円〜運用可能 |
数分〜 数年 |
平日 9時〜15時 |
配当・優待 | 年に1〜2回 | 2%〜 7%以上 |
高い | 短期から長期の幅広い投資法が可能 配当、優待狙いも株価下落リスクがある 銘柄、投資法によってリスクが異なる |
数秒〜 2-3日 |
日曜を除く 24時間 |
スワップポイント | 毎日 | 1%〜 25%以上 |
極めて高い | レバレッジ取引でハイリスク、ハイリターン チャートと経済指標重視 |
1日〜 数年 |
日曜を除く 24時間 |
なし | - | - | 極めて高い | 億単位の資産の近道 2018年から不安定な相場 |
5年〜 数十年 |
随時 | 家賃収入 | 空室時を 除き毎日 |
4%〜 10%以上 |
中 | 長期投資することで損失リスクを軽減 物件選びが重要 |
5年〜 無期限 |
随時 | 分配金 | 年間 1〜12回 |
マイナス〜 10%以上 |
中 | 幅広い商品を用意 各種手数料が高く、解約しづらい |
数分〜 3ヶ月 |
9時〜15時 17時〜翌3時 |
なし | - | - | 極めて高い | 経済情勢がダイレクトに反映されるのでシンプル レバレッジ取引でハイリスク、ハイリターン ショート(売り)で入りやすい |
3年〜 無期限 |
随時 | 利息 | 半年毎 | 0.001% 〜1% |
なし | 利息は限りなくゼロに近い 運用というよりも貯金(手軽に引き出せない環境)目的で利用する人が多い |
完全放置で利回り7%

ソーシャルレンディングは一度商品を選定して投資すれば、あとは決められた期間の経過を待つだけです。
毎月配当を得られるので、軍資金を増やすモチベーションになりますし、長くても1案件=3年程度で完結できるのも安心ポイントです。
好きな時に好きな金額だけ追加投資できるスタイルと平均7~10%の高い利回りを安定して得られる点に魅力があります。
短期間で資産を数倍に増やすことはできなくても、大幅に年収アップさせることは可能です。
株・FX・仮想通貨は常時複数チャートを監視できる設備や環境を用意できるか否かの”投資環境”によって優劣がハッキリしますし、なによりもセンスが重要な投資です。
また、これら相対取引は"騙し合い"で、誰かが利益を出せばその分誰かが損をする仕組みです。一部の人が大きな利益を得て9割超が損をするのです。
対して、ソーシャルレンディング・不動産投資・投資信託は運用方法・取得商品・物件選びを間違えなければ投資家全員が利益を出せるチャンスがあるのです。
不動産投資よりもハードルが低い

会社員の副業では不動産投資が人気ですが、取得時の初期費用・空室リスク・将来的な値崩れリスクが伴います。
さらに管理費・修繕積立金などの経費を差し引いた実質利回りは安全な都内物件で3~4%、売買時の手数料を考慮すると最低10年は運用しなければ黒字化しない計算です。
運用中は空室リスクの他、設備故障時・入退出時の突発的出費もあります。
仮にマンション1室相当の資金(約1,500万円)を運用した場合、不動産投資よりもソーシャルレンディングの方が低リスクで圧倒的に利回りが高いことになります。
ソーシャルレンディングの 仕組み
ソーシャルレンディングは、企業やファンドが資金調達を目的に案件(事業)を仲介会社(ソーシャルレンディング業者)に登録し、個人投資家から出資金を集めるシステムです。
従来、企業が大規模ビジネスを始める際には銀行融資を受けるのが一般的でしたが、銀行融資は実績のない事業者への審査がシビアなだけでなく、事細かな事業計画書作成、担保登記など手続きが面倒というデメリットもあります。
ソーシャルレンディングは銀行に変わり、複数の個人が束になって融資元となるマッチングサービスなのです。
ソーシャルレンディングで融資を受けた企業は毎月利息・配当分を含めた返済を行うため、投資家サイドにも月単位で分配される商品が主流です。
案件ごとに投資期間が決まっているため原則中途解約はできませんが、長くて2~3年なので、個人投資家でも人生設計に影響を与えない時間軸で運用できるでしょう。
元本保証はありませんが、不動産担保のある案件は一定のバックアップが行われていますし、分散投資をすることで総合的な損失リスクを削減することができるでしょう。
「銀行を利用できないからソーシャルレンディングで資金調達してるんでしょ?なんだか不安だ…」
このように思う人も多いでしょう。
私も最初は同じ気持ちで半信半疑というか警戒する気持ちが強かったですが、フィンテックの普及による民間業者の審査精度向上は目を見張るものがあり、ソーシャルレンディングは投資家・資金調達する企業・ファンドの双方にメリットがあるサービスだと分かりました。
ここからは、ソーシャルレンディングのメリット・安全性・リスクについても、詳しく解説しています。是非、ページ最下までご覧ください。
- クラウドファンディングとの違い
-
クラウドファンディングが特典を見返りとする”寄付”だとすれば、ソーシャルレンディングはその投資版で、配当(お金)により見返りを得る手法です。
※一部ではソーシャルレンディングを「投資型クラウドファンディング」と表記することもあります。
クラウドファンディング業者は企業と投資家をマッチングすることで中間マージンを得ており、登録する案件の審査や保全契約および管理を行っています。
ソーシャルレンディング 【5つのメリット】
①堅実性

ノーリスクではありませんが、ソーシャルレンディングは数ある投資の中では比較的堅実であると考えます。
ソーシャルレンディング業者は案件ごとに借り手・貸し手の双方を募集・仲介して、手数料収入を得ています。
事業の特性上、もっとも難しいのはお金を出す人を集めることです。
ソーシャルレンディング業者は貸し倒れや遅延が多いと評判を落として投資家を集められなくなってしまいます。
そこで各業者は独自に厳しい審査基準を設けて、貸し倒れリスクを最小限に抑えています。
審査精度に関してもフィンテック技術の進化で、規模の小さい企業でも大手金融機関並みの審査を可能にしているのです。
2018年から2019年にかけては運営事業者の不適切運営で遅延・貸し倒れが起こる事例が相次ぎましたが、その後は行政指導などで業界の浄化が進み、現在勢いのあるソーシャルレンディング事業者は比較的安全だと評価しています。
②高利回り

銀行に預けてもほぼ利息を得られない時代、ソーシャルレンディングにおける7~12%の利回りは魅力です。
一般的に金融商品は利回りが高いほど損失リスクが大きくなるものですが、利回りに対してリスクが非常に少ないと感じています。
株式投資と比較しても配当利回りは圧倒的に高く、証券価値の下落リスクもありません。
不動産投資案件であれば、自身で購入・運用するよりもファンド運用した方が空室リスクを避けつつ安定した利回りを得られます。
③安定性

事業が滞りなく進めば決められた利回りで毎月配当を得られて、数ヶ月から3年ほどの期間で完結できます。
募集資金を目的外横領するなど、悪質な業者でなければ元本割れを起こす可能性は低く、ほとんどのケースで含み損を出さずに安定した配当をもらい続けることができるのです。
投資歴15年で株やFXで大損をした私の経験上、ストレスは失敗の原因。
ソーシャルレンディングは毎月決められた配当を安定して受け取れるので、運用するストレスがほとんどありません。
手元のキャッシュが少なくなっても、1つの案件ごとで運用期間が決まっているので不安は少なく、株価の大暴落や為替変動といった経済情勢の影響も受けにくいのです。(一部の案件を除く)
④手間いらず

案件の審査はソーシャルレンディング業者が行っているので、チャートやファンダメンタルの知識も不要です。
基本的にリスクと利回りが連動しており、案件の内容や利回り、利用する業者で偏りが出ないように分散して投資をしていけば、さらに守備力が上がるでしょう。
ネットで口コミ情報を調べて頂ければ、分散投資をしているにも関わらず累計損失を出した人は少ないことがわかります。
FXや仮想通貨のように相場(チャートなど)を監視する必要もなく、投資した後は放置するだけの方法なので「手間いらず」という点でも本業のある会社員に向いているのではないでしょうか。
案件数はそれほど多くないので、私は通勤時間にスマホから新着情報をチェックすることを日課にしています。
ただ放置するだけではなく、通勤中に情報収集をすることで失敗リスクを軽減できていると感じています。
⑤少額運用可能

私がソーシャルレンディングに感じる一番の魅力は、お金に余裕がある時に自分のペースで追加投資できる点です。
積立型の投資商品もありますが、当初から毎月いくら投資しないといけないという縛りがあると、生活費が圧迫されてストレスになります。
ソーシャルレンディングは案件によって1口1万円〜の少額投資ができるので、自分のペースで運用できます。
投資すればするほど、すぐに毎月の配当になって返ってくるので、投資金を増やすモチベーションにもなります。
私は当初200万円から始めて、7年かけて追加投資と配当の再運用によって約1,500万円の運用資金を確保し、毎月10万円の副収入を得ています。
不動産投資だと、最初から数千万円のお金を銀行に借りて運用しないといけないので後戻りできませんが、
ソーシャルレンディングは自分のペースで少しずつ資金を増やしていけて、数ヶ月〜3年程度で完結という契約を繰り返していく商品特性が魅力です。
ソーシャルレンディングに潜む 【3つのリスク】
ソーシャルレンディングに本気で興味を持った方は、メリットよりもリスクが気になっているでしょう。
早速ですが、ソーシャルレンディングに潜む3つのリスクをご覧ください。
低リスクな投資法ではありませんが、分散投資することでさらにリスクを軽減できます。
普及率が低いため、まだまだ整備されていない事項も多く、未完成の投資分野であることも認識した上で取り組むようにしてください。
①貸し倒れ

ソーシャルレンディングは事業に対して投資するので、うまくいかず元本が返ってこないこともあります。
投資分散することでリスクを軽減し、投資先を選ぶ時は担保や保証の有無を確認しておきましょう。
融資の特性上、ごく一部で貸し倒れリスクがあるのは仕方がないことです。銀行も一定割合で貸し倒れによる損失を出しているものです。
ソーシャルレンディング業者は、フィンテック技術を駆使することで小規模でも精度の高い審査を可能としています。
一部で遅延が不祥事を起こして行政指導やファンドの募集停止をした事業者も散見されますが、2020年以降も元気な運営をしている所へ分散投資すれば損失を出すリスクは非常に少ないです。
なお、過去には公共事業への投資で人気を集めたトラストレンディングが第二種金融商品取引業の登録取消処分を受けた事例もあるので、1社への集中投資ではなく複数社の幅広いファンドに分散投資することをおすすめします。
②未熟な法整備・税制面

ソーシャルレンディングで1番のデメリットは普及率が低く、法整備や税制面が追いついていないことです。
資金保全に関するルールが曖昧で、実際に中堅のソーシャルレンディング業者が保全をしない運用をして問題になったこともあります。
また、ソーシャルレンディングで得た利益は総合課税となり、給与所得などの収入と合算されて所得税と住民税が課税されます。
私は年収500万円の給与収入があるので、株などに比べて高い税金を払っています。
税制面が不利で改善するべき点の多い業界ですが、ソーシャルレンディングの急成長はすでに始まっています。
日本におけるソーシャルレンディングの市場規模

仮想通貨もそうでしたが、普及して話題になってから始めるよりも、いち早く始めた人の方が有利です。
市場拡大によって、今後は法整備や税制改正が行われていく期待はありますが、環境が良くなれば競争も激化するため、利益率は薄まります。
まだ半信半疑という方も、数万円程度の少額投資でいいので実際にお金を運用しておくと、それが経験値になって将来大きな金額の運用をする際に役立つでしょう。
③事業者倒産

ソーシャルレンディングは、貸し倒れの他に仲介事業者の倒産リスクがあります。
昨今はSBIやオーナーズブックの成長など大手が存在感を出していますが、他の投資商品に比べて小規模業者が多いことは否めません。
運用資金を増やして分散投資をするには小規模業者も選択肢に入れないといけません。
1つの判断基準としては、第三者による信託保全を行っているかをチェックすると良いでしょう。
信託保全を義務付けた法律はありませんが、昨今は業者間の競争激化でしっかりとした保全体制をウリにする業者が増えています。
外部への信託保全をしていない事業者が倒産すると回収は難しくなってしまうことを覚えておきましょう。
ソーシャルレンディング業者は仲介業務であり、出資先事業がうまくいかず貸し倒れになっても業者側の直接的な損失はありません。
本来は健全な運営さえしていけば、大きな損失を出す要素が少ないビジネスモデルです。
正しく事業の審査を行い、投資家・出資先の双方が利益の出るように考えている優良業者を選ぶことが重要です。


ソーシャルレンディングは事業者によって主要な案件のジャンルが異なります。
投資ジャンルを分散するためにも複数の業者を併用することをお奨めします。
また、業者選びでは平均利回り・累計応募額・会員数・運営期間などの実績が重要です。当サイトでは主要ソーシャルレンディング事業者情報を一覧表にまとめていますので是非参考ください。
※表は⇒方向にスライドできます。
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利回り | 累計応募額 | 会員数 | 運営歴 | 主要案件 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
2.5%〜 10.0% |
1,638億円 以上 |
5.8万人 以上 |
2011年9月 〜9年 |
不動産投資 海外投資 メガソーラー |
1口1万円からの少額投資 大手の信用力 |
3.0%〜 10.0% |
35億円 以上 |
1万人 以上 |
2015年5月 〜5年 |
小規模事業 不動産事業者向け貸付 |
日本保証の保証付き 1万円〜運用可能 運営母体はジャスダック上場の証券会社 |
2.5%〜 3.0% |
5億円 以上 |
非公開 | 2016年10月 〜4年 |
物流不動産 | 東証一部上場企業への貸付 マスターリース契約 |
2.0%〜 6.0% |
195億円 以上 |
2.2万人 以上 |
2014年9月 〜6年 |
不動産投資 US非上場eREIT |
国内初の不動産特化型 1万円〜運用可能 元本毀損なし |
6.0%〜 13.0% |
93億円 以上 |
1.2万人 以上 |
2017年7月 〜3年 |
不動産担保ローン融資 医療事業 |
東急リバブルの査定結果利用 1年以内の短期中心 元本毀損、返済遅延なし |
4.0%〜 4.5% |
0.9億円 以上 |
非公開 | 2019年7月 〜2年 |
不動産事業 | 安全性最優先の取り組み 社会貢献を軸にした運営 |
5.0%〜 7.7% |
1.8億円 以上 |
1,200人 以上 |
2018年5月 〜2年 |
新興国支援 | カンボジアなどの農家支援 大手金融メディアZUUグループ運営 |
2.5%〜 13.0% |
332億円 以上 |
4.6万人 以上 |
2014年6月 〜6年 |
海外金融支援 | 募集中案件を常時多数用意 外貨建て案件多数 |
5.0%〜 9.5% |
1,644億円 以上 |
8万人 以上 |
2008年10月 〜11年 |
不動産投資 ホテル 再生エネルギーなど |
国内初のソーシャルレンディングサービス 10個のローンファンドブランド 資産別の分けた会員グレード区分 |
6.0%〜 12.0% |
90億円 以上 |
非公開 | 2016年4月 〜4年 |
クレジット債権 海外事業 |
1ヶ月からの短期運用 maneoのプラットフォーム 元本毀損、返済遅延なし |
5.0%〜 10.0% |
15億円 以上 |
3千人 以上 |
2016年9月 〜4年 |
地域密着型の不動産担保ローン融資 | 地方案件に特化 maneoの運営 元本毀損、返済遅延なし |
4.0%〜 10.0% |
307億円 以上 |
7千人 以上 |
2015年7月 〜5年 |
不動産投資 医療関連事業 |
上場企業運営 短期から最長3年の長期まで用意 グループ企業への貸付中心 |

代表的なソーシャルレンディング事業
ソーシャルレンディングは事業者の厳しい審査に通らないと案件を登録できません。
毎月配当をはじめ投資家から安定性を求められる特性から、主要な案件は特定カテゴリーに絞られています。
ソーシャルレンディングで多く見られる案件の特徴をまとめました。
不動産事業

不動産投資事業は主にファンドが募集を行い、得た資金によって不動産を取得・運用するなどして利益を得ます。
不動産投資の一種となりますが、個人で不動産の所有権を得るのではなく、ファンドへ投資をする小口投資のような形になります。
分かりやすく例えると、不動産投資版の投資信託です。
物件を直接取得すれば将来的にキャピタルゲインを期待でき節税対策をしやすい一方で、ローン利息・諸費用・空室リスク・設備故障などがネックになります。
ソーシャルレンディングによる不動産事業の投資はインカムゲイン(運用益)しか得られませんが、プロに任せて資金力を活かした投資をするため個人で不動産投資をするよりも高い利回りとなるケースも多いのです。
少額投資ができて、安定した配当を期待できるので、非常にメリットの大きい案件です。
取得した不動産が担保になるので一定の安心感があることに加え、一般的な不動産投資でネックとなる空室や設備故障などの損失に頭を悩ますこともありません。
また、不動産投資用のローンは金利が高くて、取得による不動産投資をしようとすると、物件探し、ローン申込、契約など手間が大きく借金をすれば車やマイホーム購入時のローン審査に影響が出ます。
ソーシャルレンディングはリスクを回避して、手軽に不動産投資を始められるメリットがあります。
再生エネルギー

再生エネルギーで最も多いのが太陽光発電です。
太陽光発電は主にメガソーラーと呼ばれる事業用発電で、契約した時点でその先数年分の利益が電力会社から保証される仕組みです。
手堅い案件として注目されていましたが、再生エネルギーに強いグリーンインフラレンディングにて一部使途とは違う使い方をされ、返済遅延のトラブルが起こりました。
悪いイメージが付きましたが、本来の目的で使われていれば高い確率で利益の出るビジネスです。
グリーンインフラレンディングの件は分散投資の重要性を再認識させる出来事でした。
ソーシャルレンディングで累計損失を出している人は極めて少ないですが、グリーンレンディング一本で勝負していた人は苦労しています。
ただし、大手maneoグループで、分配金を支払うように協議を進めていくと案内されています。
仮想通貨のコインチェックによる流出事件に比べると傷は浅く、投資家は高い水準で保全されることになるでしょう。
グリーンインフラレンディングをはじめ、不正や摘発された事例についてまとめたページを用意しました。
IoT事業

IoTは、Internet of Thingsの略で"モノのインターネット"という意味です。
今後はスマート家電と呼ばれる、スアホから遠隔操作や監視のできる製品が普及すると予想されていており、ソーシャルレンディングでは工業や農業に関連するものが多いです。
インターネット技術や最新システム、人工知能の活用によって、今後はどんどん人の手による仕事が奪われていくと言われています。
IoT事業は初期投資がかかる一方で、運用後は人件費削減や品質向上、管理不足による損失リスクの軽減を期待できます。
ソーシャルレンディングの分野でも、今後市場規模が拡大されると予想しています。
海外事業

ソーシャルレンディングにおける海外事業は、主に海外ファンドです。
内容は不動産投資・現地金融商品・エネルギー関連・公共事業・振興ビジネスなど多岐に渡り、全般的に国内の案件よりも高利回りを期待できます。
ソーシャルレンディングでは、あらかじめ利回りが決まっているため、投資信託の海外ファンドに比べて大きな利益を得られる可能性は低いです。
損失リスクも高く、為替レート、国ごとの特殊な事情などによって貸し倒れリスクもあります。
これだけ聞くとハイリスクローリターンに見えるかもしれないですが、海外ファンドは利回り利益を確保するための工夫が行われていて、投資信託でマイナス利回りになる確率に比べて貸し倒れリスクは低いとされています。
海外ファンドは為替の影響を受けるため、急激な為替変動があると総じて貸し倒れが起こる可能性もゼロではありません。
分散投資を行う先の一つとして活用すると良いでしょう。取り分が限定されている分、ファンドは投資家にメリットのある利回りと事業プランを用意しています。
不動産担保ローン

不動産担保ローンは銀行などの金融機関が行う事業用融資で、定番の商品です。
民間企業の事業投資が中心で、大きな利回りを期待できて貸し倒れリスクの少ないメリットがあります。
不動産を担保にしているので、売却のタイムラグから一時的な返済遅延になることはあっても、事業がうまくいかなかった時でも一定額の回収を期待できます。
不動産を担保にして資金調達する企業は、失敗してもいいや…という軽い気持ちで事業投資をしていません。
また、不動産を担保に入れることによって、融資先が信頼性の高い企業に限定されます。
不動産担保があっても利回りは高めに設定されていて、10%超えの案件も見られます。
ただし、あまりに高利回りになると銀行から借りた方が有利になるため3~5%の案件が主流です。
例えばLENDEXのファンドは東急リバブルの査定システムを活用するなどして、金融機関並の不動産査定と事業への審査を行っているので下手な社債を買うよりもソーシャルレンディングの不動産担保ローンに投資をした方が安心といえるでしょう。
フィンテックによる金融革命は秒読み?

最初は怪しいと半信半疑の気持ちを抱いていた中で、私がソーシャルレンディングに投資する決め手になったのはフィンテックに関する情報です。
すでに日本でも普及が進んでいますが、海外では日本を超える普及率を見せています。
そもそもフィンテックとは、ファイナンステクノロジーを略した造語で、複数の意味を持っています。
一般的には、従来にはない新しい金融サービスを指す傾向が強いです。
ソーシャルレンディングと特性が近いサービスではクラウドファンディングがありますし、身近に使っている交通系ICカードを含めた電子マネーもフィンテックの一種です。
再注目されているのは仮想通貨で、金融機関や現金の利用は今後ますます薄れていくと言われています。
経済大国アメリカは世界一フィンテックが普及している国です。
代表的なサービスの一つがUber(ウーバー)という配車アプリで、海外旅行や出張に行く方であれば聞いたことがあるでしょう。
ウーバーは通常のタクシーのほか一般人が空いた時間に自家用車を使ってタクシー業務を行うことが可能です。
日本では白タク行為と呼ばれ法律で禁止されていますが、海外ではたったひとつのスマホアプリが猛烈な勢いでタクシー会社の仕事を奪っているのです。
また、昨今ニュースや話題になることが増えているのが人工知能(AI)です。
人工知能の普及によって近い将来、多くの仕事がなくなってしまうと言われています。
その中でも、すでに実用化が始まっている仕事は銀行や消費者金融の審査業務です。
人の手による裁量だと人件費がかかるだけではなく、審査基準にバラ付きが出てしまい貸し倒れリスクが高くなったり、審査を厳しくしすぎて売上を落としてしまいます。
そこで融資を行う金融機関は膨大なデータを独自に分析してスコアリング審査を行い、優秀な人員を採用して審査の質をあげてきました。
今後は人工知能によって人の手ではできない膨大な項目から幅広いデータと照会する審査に切り替えが進んでいく見込みで、国内でもAIスコアレンディングなど大手の資本で実用化されているサービスもあります。
昨今は人工知能の進化とシステムインフラが整ったことで、従来は資金力のある金融機関でしかできなかった審査業務を中小企業が簡単に提供できるようになりました。
そこでアメリカで普及したのが、P2Pレンディングです。
本来は他人にお金を貸すことはリスクしかありませんが、P2Pレンディングでは人工知能を活用した最新の審査でユーザーの信用度を採点しています。
最新のフィンテック技術による審査で信用力があると評価された人に、お金を貸して利息の収入を得られるのであれば、資産運用でお金を貸してもいいと思う人も出てきます。
P2Pレンディングを簡単に説明すると消費者金融のようなシステムインフラを提供し、個人事業として貸金業を行い、個人間の貸し借りをするサービスです。
借り手側はもし返済できなくなると信用情報機関に登録されて、将来の借入審査ができなくなるペナルティを受けます。
また、減額はされますが回収不能になると債権回収業者が買取をしてくれるので、一切取り返せなくなることは滅多になく、個人間の金銭トラブルでよくある泣き寝入りの状況になりにくいです。
人工知能によって採点されるので、大企業勤務などスコアの高い人に貸付をすれば貸し倒れリスクを極端に低くできて、借り手は運営コストの安いことから消費者金融よりも低金利でお金を個人から借りられる仕組みです。
アメリカでは既にP2Pレンディングが普及していて、海外におけるソーシャルレンディングはこうした個人間取引のものが主流です。
日本では貸金業法によって個人が利息収入を目的にお金を貸すことができないため、P2Pレンディングではなく企業やファンドを相手にしたソーシャルレンディングが普及しています。
銀行は信用できない?

フィンテックは既存のサービスを破壊する威力を持っています。
すでにフィンテックによって売上を大幅に減らしている企業や業界も見られています。
それなら銀行がフィンテックをやればいいと思うかもしれないですが、銀行は既存のシステムがネックになっています。
たとえば銀行のATMで最初に出る案内画面のデザインを変えようとした場合、そのページのデータを差し替えるだけではなく、他のページとの連動にバグが出ないかなど膨大なテストをするコストがかかります。
つまり、銀行は新しいサービスを始めることを苦手にしています。
また、電子マネーの普及などキャッシュレス化が進んでいて、銀行はATMや窓口を維持するために多額のコストをかけています。
その中で、投資商品の普及や歴史的な超低金利時代の影響で銀行の預け入れ残高や利益は将来的に減少すると懸念されています。

すでに最大手の三菱UFJ銀行は平日を含めたATMの有料化や、普通口座の保有に対して手数料を取る改訂を行おうと議論しています。
日本は安全大国なので、ギリシャ危機のように国がデフォルトして、お金を引き出せなくなるかもしれないと大行列ができる状況は考えにくいです。
どこかの銀行が破綻したとしても、他の金融機関が引き継ぐか国の救済措置で貯金は保全されると思います。
しかし、フィンテックの既存ビジネスの破壊によって、銀行の将来は明るくないかもしれません。
銀行にお金を預けると、利息の廃止とマイナス金利で預け入れ資産に対して保管料を取られるように変わっていくかもしれません。
ATM手数料無料、窓口による迅速丁寧なサービスもこの先ずっと継続できるか分かりません。
また、仮想通貨で使われるブロックチューンなど暗号化やシステム管理が普及して銀行以外にも安心して資産を預けられるサービスが普及するかもしれません。
銀行を利用してお金を預けることが馬鹿らしいと感じる将来はすぐ近くまで来ています。
いち早く危機感を持って、資産運用に関する知識やノウハウを身につけておけば、未来の日本やフィンテック時代でも生き抜くことができるでしょう。
現在負け組や平凡な人でも、変革を迎える金融業界に上手に順応できれば上のステージに上がれます。
だからこそ、私はソーシャルレンディングへ投資を行い、これから投資を始める人に強くお奨めしたいと思い、当サイトを立ち上げました。